広がるサービス付き高齢者向け住宅とは

1985年に発足したZは、現物給付は前例がないという理由で国や自治体の認可もなく、既存の組織に頼ることもなく「絶対的相互扶助」というZの理念を中心に、その信頼関係だけを頼りに会員の輪を広げてきました。


業界の常識では考えられないような低掛金でも必要十分な施設をつくり、設備を整え、心身ともに満足してもらえる介護サービスを実施できるようにすることは可能です。

文字通りごまかし無しの「収支相当の原則」を厳守しきえすれば、かなりのことができるのです。


保険会社の現物給付による介護保険も、こうした従前の方式の枠内で、要介護者の容体の程度に応じて、いかに介護態勢を組み換えていくかという目先の技術的なアクセスに限られています。

これだけは知っておきたいサービス付き高齢者向け住宅とは


現状では、保険会社を始め新たに介護事業に参入しようとしているすべての企業の介護施策はヘルパーという人の手による介護態勢なのです。


これに対してZは介護態勢を「全自動化」しようと考えたのです。

介護は人の手によるべきか、それとも人の手は介護に直接触れることなく介護モニターによる安全監視態勢にすべきか。



介護を受ける人たちはどちらを希望するのだろうかといろいろと議論をし、思索を重ねました。

しかし、よくよく考えてみますと、介護が人の手による場合は、介護する者の性格によって介護の質と量が違うのは当然のことで、同一規格的な発想による介護態勢を望むことは到底できないのです。


これに輪をかけるものとして人間の感情の問題があります。

要介護者はその立場上、ヘルパーの日々変化する感情の起伏をじかに受けなければならず、やり場のない精神的苦痛をこうむらざるを得ないのです。


しかも人の手による介護の決定的な欠陥の1つは、差恥心の無視です。

大小便時、入浴時などの面倒を見てもらう際にどうしても恥部をさらすことになり、そのときに感じる差恥心は放置できない重要問題です。


サービス付き高齢者向け住宅のよくある質問について詳しく知りたいならこのサイトです。


現状の介護態勢は、入浴から下の世話まですべて人の手によって行なわれていますが、介護を受ける人に、差恥心を起こさせ、感謝の気持ちがかえって精神的な重荷となってストレスを助長することになってしまい、心から安心して介護を受けることができないという介護者の声を多く聞きます。


これは健康時に社会的地位が高かった人ほど痛切に感じるものだと思います。

こうした観点からも「新しい介護システム構築の必要性」があります。